K9999(くろーねん・まくどがる)
K9999(ケイ・フォー・ナイン)は、対戦型格闘ゲーム『THE KING OF FIGHTERS』シリーズに登場する架空の人物。秘密結社ネスツの「プロジェクトK」において、草薙京の9999体目のクローンとして造り出された実験体である。過度なクローニングの影響で元の面影を失っており、身体の一部を異形に変形させる特殊な能力を持つ。ネスツチームのメンバーとして『KOF2001』で初登場し、後に姿や名前を変えて『KOF XV』ではクローネン・マクドガル名義で参戦した。
概要
K9999(ケイ・フォー・ナイン)は、対戦型格闘ゲーム『THE KING OF FIGHTERS』シリーズに登場する架空の人物。秘密結社ネスツの「プロジェクトK」において、草薙京の9999体目のクローンとして造り出された実験体である。過度なクローニングの影響で元の面影を失っており、身体の一部を異形に変形させる特殊な能力を持つ。ネスツチームのメンバーとして『KOF2001』で初登場し、後に姿や名前を変えて『KOF XV』ではクローネン・マクドガル名義で参戦した。
外見
登場演出時には白髪を見せるが、戦闘時には青い短髪へと変化する。ゴーグルを装着しており、赤いマントは戦闘時に形状を変えて黒いマフラー状になる。最大の視覚的特徴は、戦闘中や能力発動時に巨大な肉塊や機械状へと自在に形を変える異形の腕である。また、オレンジ色の衣装を身に着けている。
性格
精神的に非常に未熟で尊大、かつ短気な性格をしている。自己中心的な考えを持ち、ネスツの上層部であるイグニスの命令に従うことすら拒む反抗的な態度を示す。改造手術の影響により精神状態は常に不安定で、凶暴性が表面化しやすい。他のクローンと引き比べられてきた背景からK'に対して過剰な敵意を向けており、KUSANAGIに対しても強いライバル心を抱いている。一方で、行動を共にするアンヘルにだけは相棒としての信頼を寄せる。
能力
草薙京のクローンでありながら炎を操る力はほとんど受け継いでおらず、代わりに自らの腕を異形に変化させて戦う。腕を巨大な肉塊へと膨張させて画面端まで広範囲を薙ぎ払う技や、腕をマシンガンに変形させて弾丸を連射する攻撃、強烈なバリアを展開して相手を吹き飛ばす技などを所持する。高い打撃性能と強力な遠距離・対空攻撃を持つ反面、技の発動に必要なゲージの回収率が低く、能力の制御が効かずに暴走を引き起こすリスクを抱えている。
経歴
オリジナルの草薙京が逃亡した後に製造されたクローンであり、劣悪な精度ゆえに失敗作として処分されるはずだったが、腕を変形させる変異能力を発現したことで破棄を免れた。自身がクローンである事実を知らされず、過去の記憶がないのは肉体改造のせいだと思い込まされていた。大会出場中にアンヘルと共に上司のフォクシーを急襲して組織を離脱し、ネスツ壊滅後に自身の出生の真実を知ることとなった。
人間関係
ネスツチームとして共に活動したアンヘルとは強い信頼関係で結ばれており、唯一の理解者としている。対照的に、組織内で高い評価を受けていたK'を激しく憎悪しており、KUSANAGIに対しても強い対抗心を燃やす。一方でイグニスをはじめとする組織の上級幹部に対しては激しい反発心を抱いている。
余談
キャラクターのデザインやモーション、セリフ、設定の多くは、大友克洋の漫画・アニメ作品『AKIRA』に登場する島鉄雄をモチーフとしている。『KOF2001』および『KOF2002』登場時の担当声優も同作で鉄雄を演じた佐々木望が起用された。オマージュの度合いが極めて強かったことからリメイク作品である『KOF2002 UM』では登場せず、代わりに同等の技性能を持つ新キャラクター「ネームレス」が配置された経緯を持つ。